急速に知られた事で、一時期パニック状態となりました。

テレビCMなどで「安い・早い」というイメージが知れ渡った光コラボレーションモデル。そのため、サービススタートの初期(2015年春)には申込みが殺到、対応できない業者もでてきました。
「対応が遅い」「電話すらつながらない」といったクレームがSNSやtwitterなどでも散見されました。
工事の申込みからインターネット開通までに1ヵ月以上掛るというケースも多く発生し、「待っていられない」とキャンセルするという方が続出した時期がありました。
そのような方々は、改めて一から契約するサービスの検討をしなければならず、かなりの不便を強いられたのです。
今はもう、そのパニック状態も幾分落ち着き、どの業者に申し込んでも提供までの時期はほぼ変わりありません。
フレッツ光をベースにしているため、そもそも利用者が多いこと、申し込みが殺到したことなどが重なり、このような事態を招いてしまったのです。
新生活やお引越しが多い春は、「インターネットが使えない期間が出てしまう」という状況を少しでも避ける為、信頼できる代理店への、早めの相談、そして早めの契約申し込みが必須といえます。

フレッツ光はどうなる?

NTTは、昨年春に「光コラボレーションモデル」をリリースして後、独自に個人向けのフレッツ光販売に力を注ぐことを辞めました。
光コラボレーションモデルを取り扱う業者への回線卸と解約が少ない法人向け販売に注力することに経営方針を変更しました。
このことを受けて、各事業者が一気に押し寄せた申し込みに対応をせざるを得なくなり、先に触れたような申し込みトラブルが生じてしまいました。
それでも、かなり落ち着いてきました。また、今現在フレッツ光のままのご家庭もありますが、サービスが打ち切られることは現状は有りませんのでご安心を。
“転用熱”が収まった今だからこそ、慎重に光コラボレーションモデルの検討ができるようになっています。

電話をかけてくる代理店には注意・警戒をして安易に申込みをしないで下さい。

転用をして欲しい為に、インターネット関連のことにあまり詳しくない方を対象とした悪質な業者による詐欺事件(ネットが使えなくなると騙る、パソコンをリモート操作し転用させる等)・しつこい電話勧誘(一日に何回も連絡が来る・使用環境も理解していないのに安くなると断言して加入を迫る等)も未だに起こっています。
転用をお考えの場合は、今こそ、じっくりと光コラボレーションモデルの比較ができる時期なのです。